たまり場
「…あ、うん。かっこいいよね。」
「好きな子とかいるんかなあ?」
「いないでしょ。今日転校してきたばっかだし。」
「あたし一目惚れした!」
「…え?」

予想していなかった相凛の言葉。

相凛は可愛くて大人っぽくて…彼氏がいないのが不思議な位だ。

背も高いし…高校生の砂倉でも羨ましがる位に。

「お次の方…どうぞ。」

話に夢中になっていて、あっという間に行列の先頭までいっていた。

「えっと…6人です。」
「プランの方はどうされますか?」

店員はプラン表をあたしに差し出した。

1時間コースから1時間単位で区切られている。


中には、オールコースってのもあった。
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