たまり場
「鮎鮎!翼くん達いたよっ~。」

と相凛が指差す先にいた。

翼たちはスロットをやっていた。

「翼あ!受付してきたよ?」
「ありがとう。じゃ行こうか?」
「うん。ね、相凛…行…」

あたしの隣に相凛はいなかった。
慌てて辺りを見回した。

すると相凛は流位と一緒に先を歩いていた。

まるでカップルのように仲が良い2人。

その2人にあたしが入るスペースはなかった。

別に入る必要ないのに…何でだろう。



考えてみれば…嫉妬しているのかもしれない。
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