たまり場
あたしは何度も何度も翼に電話をかけたが…結果はいつも同じ。

留守電しか流れない…あたし耳には。

不安になったあたしは兎に角翼の家を飛び出し、近くのコンビニへと急いだ。


[翼…あたしが翼がコンビニに行く時一緒に行ってれば良かったのに。あたしが起
きなかったのがいけなかったんだよね。翼の優しさが逆に悲しさになってあたし
の涙を流すなんて…思ってもいなかったよ。]
< 74 / 89 >

この作品をシェア

pagetop