四つの花
第1章
朝、目が覚めると
自分が泣いていることに気がついた
何か悲しい夢でもみたのか
自分にはわからない


ただ、悲しいだけじゃなくて
凄く優しい気持ちにもなっている
何かが満たされるような気持ち



下からお母さんの声が聞こえてきた
どうやら起きてからだいぶ時間が経っているようだ
私は急いで着替えて階段を降りた
朝ご飯のいいにおい




桜満開の春
今日から私は高校3年生だ


第1章
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