先生の笑顔。



  置いた瞬間
  
  誰にも見つからないように
  一瞬で逃げる私。


  
  
  「はぁ…、はぁ…」




  ちょ-っと
  走っただけで息が切れる。


  それくらい、

  心臓バクバク。



  そして、
  手元を確認する。

  手紙は…。


  無い。




  
  「…お、置けた..」





  嬉しくて、つい

  ガッツポーズが
  出てしまった。



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