足跡
結局、高原は上司に頼まれた買い物に行っていただけで遅くなっただけだった。
やっぱり、俺は仕事が好きかもしれないな。
忙しくても、寝れなくても、何か楽しい気がする。
たった2日仕事を休んだだけだったが、改めてそんな気がした。
それから数日間はなるべく千景の予定に合わせて早く帰るようにした。
「明日から仕事かぁ~あ~ダルい!!」
例によって、仕事が終わり千景の家に行った。
飯を食べ終わり、まったりとリビングでTVを見ていたら、いきなり千景がソファに寝転びながら言った。
「一週間も休んだのに何言ってんだよ。」
俺はTVの方を見たまま、答えた。
「行きたくな~い!!夏休み最終日の小学生の気分だわ。」
「それ、わかるな。俺も一週間も休んだら絶対行きたくねえもん。」
そう言いながらあることを思い出した。
「そういえば、仕事辞めたいとか言ってなかった?」
「うん?あ~言ったかも言ったっけ?でもマジで辞めよっかな。」
言ったことをハッキリは覚えてはいないようだが、まるで思い付きのように言った。
その言い方が俺は少し気に食わず、少し強めの口調で、
「辞めてどうすんの?」
と言った。
やっぱり、俺は仕事が好きかもしれないな。
忙しくても、寝れなくても、何か楽しい気がする。
たった2日仕事を休んだだけだったが、改めてそんな気がした。
それから数日間はなるべく千景の予定に合わせて早く帰るようにした。
「明日から仕事かぁ~あ~ダルい!!」
例によって、仕事が終わり千景の家に行った。
飯を食べ終わり、まったりとリビングでTVを見ていたら、いきなり千景がソファに寝転びながら言った。
「一週間も休んだのに何言ってんだよ。」
俺はTVの方を見たまま、答えた。
「行きたくな~い!!夏休み最終日の小学生の気分だわ。」
「それ、わかるな。俺も一週間も休んだら絶対行きたくねえもん。」
そう言いながらあることを思い出した。
「そういえば、仕事辞めたいとか言ってなかった?」
「うん?あ~言ったかも言ったっけ?でもマジで辞めよっかな。」
言ったことをハッキリは覚えてはいないようだが、まるで思い付きのように言った。
その言い方が俺は少し気に食わず、少し強めの口調で、
「辞めてどうすんの?」
と言った。