コスプレ戦士 BLACK&WHITE
「ちょ、ちょっと…」

あたしが尚も抵抗すると

「私は師範代として道場を任されております。それ以上に同じ屋根の下で暮らす兄の気持ちでお嬢様に接しております。それなのに私に隠し事するなんて…悲しすぎまする」

何なのよ…この家は

と、その時

「ただいま〜」

お〜助け舟

「あ、お客さんだよ」

「いえ心配ご無用…あの声は、お嬢様ですから…ん?」

と言い掛けて

「今帰って来たのがお嬢様でここに居るのがお嬢様で…」

しばし考え込み

「え〜!?」

はい、ご苦労様。
< 187 / 221 >

この作品をシェア

pagetop