愛☆love☆優
入学から高校1年1学期(春)
3月29日
今日ほど疲れた日は無かった。
朝から雨がシトシトと静かに音色を奏でていた。
今日は高校の制服合わせの日だった。
昼からの開始で早く済ませて帰りたい僕は
途中で並んで人ごみにまぎれるよりも、早く行って並ぶことを選んだ。
昼前には着いたが早く行くという選択が間違いだったことに後から気づくことになった。
入口に向かうとすでに一人入口でしゃがみこんでいる。
よく見ると女の子で今風の可愛らしいギャル系(ちょっとおじさんくさいか)の子だった。
まぁ一人くらいいたところで会話を交わすことも
ないだろうと判断し俺はその子のとなりに並んだ。座ると話しかけられるような気がした僕はその娘の横で立って待つことにした。
これは俺にしかわからない表現かもしれないが緊張を通り越してショートしてしまうのではないかというぐらい鼓動が激しく僕の胸に響いていた。
「すみません」
僕の心臓は破裂してもおかしくないくらいドキドキしている。
彼女が俺に話しかけてきた。女の子からあまり声をかけられることがない僕は慌ててしまい情けない声で返事をしてしまった。
「ひゃい!?」
俺の気の抜けた返事に対し彼女は
クスッと柔かい笑顔を見せながら話しかけてきた。
「ここはセーラー服の採寸する入口ですよ」
よくみると確かにセーラー服採寸受付と書いてある。
恥ずかしくなった俺は何故か彼女に
「すいませんでした」
と一言を発し、その場を後にした。
その後学ランの採寸入口に改めて並び早く採寸を終わらせ、恥ずかしい気持ちを抱いたまま学校を後にした。
採寸は無事終わらすことができたが
今日の出来事が衝撃過ぎていまだに思い出すと
ドキドキする。
あの子と同じクラスにならないようにと願いながら今日はもう寝ることにしよう…
朝から雨がシトシトと静かに音色を奏でていた。
今日は高校の制服合わせの日だった。
昼からの開始で早く済ませて帰りたい僕は
途中で並んで人ごみにまぎれるよりも、早く行って並ぶことを選んだ。
昼前には着いたが早く行くという選択が間違いだったことに後から気づくことになった。
入口に向かうとすでに一人入口でしゃがみこんでいる。
よく見ると女の子で今風の可愛らしいギャル系(ちょっとおじさんくさいか)の子だった。
まぁ一人くらいいたところで会話を交わすことも
ないだろうと判断し俺はその子のとなりに並んだ。座ると話しかけられるような気がした僕はその娘の横で立って待つことにした。
これは俺にしかわからない表現かもしれないが緊張を通り越してショートしてしまうのではないかというぐらい鼓動が激しく僕の胸に響いていた。
「すみません」
僕の心臓は破裂してもおかしくないくらいドキドキしている。
彼女が俺に話しかけてきた。女の子からあまり声をかけられることがない僕は慌ててしまい情けない声で返事をしてしまった。
「ひゃい!?」
俺の気の抜けた返事に対し彼女は
クスッと柔かい笑顔を見せながら話しかけてきた。
「ここはセーラー服の採寸する入口ですよ」
よくみると確かにセーラー服採寸受付と書いてある。
恥ずかしくなった俺は何故か彼女に
「すいませんでした」
と一言を発し、その場を後にした。
その後学ランの採寸入口に改めて並び早く採寸を終わらせ、恥ずかしい気持ちを抱いたまま学校を後にした。
採寸は無事終わらすことができたが
今日の出来事が衝撃過ぎていまだに思い出すと
ドキドキする。
あの子と同じクラスにならないようにと願いながら今日はもう寝ることにしよう…