夢だったらと..
大声でさけんだ。
「和輝ーっ」
歩美は、立ち上がり、和輝の元えと走った。

歩美が見たものとは、

真っ赤な血でいっぱいな地面。
その真ん中に和輝。

頭が割れていて、とても見ることができない。

「かずき?ねぇ!」

「すいません。向こうに行ってもらってもいいですか?」

救急車から次次と人がおりてくる。

「いや!!!和輝は、あたしの彼氏だもん!!!!」

と男の人が和輝に近づき脈をたしかめる。

とその人は、手をあわせた。

「何してんの?」
歩美は、叫んだ。

男の人は、口を開いた、「残念ながら、死亡が確認されます」

歩美の目から涙があふれた。
やっと実感できたのか

言葉が出ない。
ただ大粒の涙が目からこぼれ落ちる。

男の人は、歩美の肩に手を添えて、邪魔にならない場所に移動させた。

と車が何台もとまり、その中から和輝のお父さんお母さんがでてきた。

「あのー息子は?」
必死に喋る和輝の母。

「残念ながら...」

その瞬間和輝の母が泣き叫ぶ。
「かずきーっ!!!!」

歩美は、その光景にまた涙を流す。

「あたしのせいだ。」

と和輝の父が近づいてきた。
歩美は立ち上がった。
「あたしのせいです!和輝が、、」歩美は、泣き叫んだ
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