こぼれ落ちた物語の雫【詩集】
炭酸水の海
びーだまみたいな僕ら。
炭酸水(サイダー)の海の中を泳いでいる。
どこまでも透き通った水色の中でふぅわりと太陽の光を浴びる。
僕の耳元で泡がはじける。
ぱちぱち、ぱちぱちと音をたてて。
僕の目の前で泡がはじける。
はじけた泡は太陽の光をあびてキラキラと輝き星になる。
そうして星になった泡は炭酸水の海をふぅわりふぅわりと漂いながら上へのぼっていく。
(彼らは空を目指しているのかしら?)
時折、大きな泡が僕にぶつかってはじけては
小さなたくさん泡と星になって上へ上へのぼっていく。
ぱちり、ぱちり。
(あぁ、いっそ僕もこのまま星になれたならどれだけ幸せなことだろう)
弾けて、
海を飛び、
空を泳いで、
(彼らの中にキミもいるのかしら?)
キミの元へ。
炭酸水(サイダー)の海の中を泳いでいる。
どこまでも透き通った水色の中でふぅわりと太陽の光を浴びる。
僕の耳元で泡がはじける。
ぱちぱち、ぱちぱちと音をたてて。
僕の目の前で泡がはじける。
はじけた泡は太陽の光をあびてキラキラと輝き星になる。
そうして星になった泡は炭酸水の海をふぅわりふぅわりと漂いながら上へのぼっていく。
(彼らは空を目指しているのかしら?)
時折、大きな泡が僕にぶつかってはじけては
小さなたくさん泡と星になって上へ上へのぼっていく。
ぱちり、ぱちり。
(あぁ、いっそ僕もこのまま星になれたならどれだけ幸せなことだろう)
弾けて、
海を飛び、
空を泳いで、
(彼らの中にキミもいるのかしら?)
キミの元へ。