素直になれたら
昨日何だかんだで小腹が減ったため、最近新しくできた『フレッシュ』と言う店でお茶をする事になったのだ。
そこでも結局話し込んでしまって昨夜の帰宅時間になった訳。
ゆりは一昨々日の夕方から勝希君にメールしても、電話しても一切返事もないし、連絡も取れなかったそうだ。その次の日、ゆりのクラスに勝希君が来たんだけど、今度はゆりの方が意地になってシカトしてるらしい。
第一その理由を聞いていないみたいだからそれさえ聞けば丸く収まると思うんだけどな…。
それにゆりはあまり意地になるタイプじゃないからすぐに誤解は解けると思うけど…。
その時予鈴が鳴った。
「あっ戻んなきゃ!じゃあ美嘉、放課後ね」
「うん」
そう言うとゆりはセピアの長い髪を靡かせながら教室を出て行った。
そこでも結局話し込んでしまって昨夜の帰宅時間になった訳。
ゆりは一昨々日の夕方から勝希君にメールしても、電話しても一切返事もないし、連絡も取れなかったそうだ。その次の日、ゆりのクラスに勝希君が来たんだけど、今度はゆりの方が意地になってシカトしてるらしい。
第一その理由を聞いていないみたいだからそれさえ聞けば丸く収まると思うんだけどな…。
それにゆりはあまり意地になるタイプじゃないからすぐに誤解は解けると思うけど…。
その時予鈴が鳴った。
「あっ戻んなきゃ!じゃあ美嘉、放課後ね」
「うん」
そう言うとゆりはセピアの長い髪を靡かせながら教室を出て行った。