遅咲きの恋
只今の時刻、9:10。
もう とっくに入学式は始まっている。
このまま教室行って、自分のクラスが何組か確かめていく余裕もないな…
「どうする?そのまま体育館行っちゃう?」
「え?…あぁ、体育館行こっか。」
「おい、お前 何か妄想してるだろ?」
ず,図星。
確かに今、きちんと妄想してた。
もしかしてアナタは私の心が読めるの…?
「別に?なんとなくお前 今 妄想してるなぁって思っただけ。」
へ??