奴のとなり



ドアを壊れるほど強く開け放つ。



中には目を伏せたくなるような光景が・・・。



不機嫌マックスの一樹桃矢。



ぎろりとこちらを睨むその目は、
視線だけで相手を怯ませ、恐怖を抱かせる。



完璧にあたしが悪い。



これは謝りに謝り続けるしかない。



「本当にごめんなさい!!」



頭を接客マナーのお手本になれるぐらいびしっと下げた。










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