優しい檻

「聞くんだ!」

雪依の腕を掴んだ。


「いいか、こんな関係、もう終わりにするんだ!


「嫌!」

雪依は船越の腕を放した。

「そんなこと、出来ないの!分かってるくせに!私は先生しかいないの!」

「お前はお前の人生があるんだよ」






< 48 / 106 >

この作品をシェア

pagetop