雪虫と藍色の空



彼女は俺のことが嫌いだ。



確信がある。

「お前遅いんだよ!いつまで人を待たせたら気が済むんだ!?」

いうほど怒ってもいなかったが、とりあえず声を張り上げたかった。





それが、俺の中学校時代最後の思い出だ。





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