同じ空の下で
思わず口をあけてしまうほどの部屋の広さ。
窓から見える絶景の景色。
「すごぃ・・・」
「夜は9時に就寝。朝は6時起床。これがお世話係、つまり綬音の仕事」
「もうちょっと眠れないの?!」
「寝たいならこの仕事やめることだね」
ぜひ辞めたいとも!
・・・でも、辞めれない・・・
転校してきたあたしはそう簡単に手続きが通るはずがない。
「それと、今のクラスにはもう戻れないよ?」
「何でええええええええぇぇ?!」
「書類にもそう書いてあっただろ?特別クラスを用意するって・・」