愛宙-あいちゅう-
「ちょっーと待った!!」
ちょうど行為を終えた頃、別の男が飛び出してきた。
ソイツはレイプ魔に殴りかかった。
「ええい!悪党め!オレが成敗してやるぜ!」
「おっとお?やるか?やんのか?あ?」
レイプ魔も応戦する。
ガッシボコ。
レイプ魔は倒れた。

「あの・・・ありがとう・・・その・・・助けてくれて」
「いや、いいんだ」

よくよく考えると全然助けていないのだが、そんなことには気付かない。
美空はアホのJKだし、その男性はとてつもなく美形だったからだ。
所詮は外見。ここで美空は訪ねた。
「名前・・・なんていうの?」
「オレ?」
・・・お前しかいねえよバーカ。
「オレは太郎(たろう)。太朗太郎(ふとほが たろう)っていうんだ、よろしくな」
「アタシは美空(みく)。美空美空(みそら みく)!」
ガ○ダム的にベタな自己紹介ですっかり仲良しさんになった二人は一緒に帰ることにした。


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