圭二とアヤ2
「ケイジー」
「ん?」
「ケェイジィー」
「なんだよ。人をクレイジーみたいにいうなよ!」
「教科書見せてよ。」
「あぁ・・・・・・・・」
「?」
「忘れた。」
なんか・・・アヤがいると中学の時みたい。
「晃介先生ってそっくりだね。」
「オレもはじめはびっくりしたよ。」
「あんさぁー」
「うん。」
「付き合うってさぁ・・・・」
「・・・。」
「マサヒサの誕生日プレゼントでしょ?」
・・・。
「そっそうだよ・・・・」
こいつは・・・
まじで天然?
それともボケか?
「だよねー。近いもんねぇ」
そういえば、もうそんな季節のようだ。
兄貴の誕生日。
11月24日・・・。
あと、3日・・・。
俺そんなに忘れてたんだ。