圭二とアヤ2
俺もアヤも普通高へ行く予定だった。
そうしておけば何も変わることはなかったのに・・・。
なぜか俺たちは・・・別々の高校へ行くことになった。
俺たちは中学の卒業の日以来の再会だった。
あの日。
俺はきっと最後の会話だともうと悲しくて、あいつとは一言も話すことはなかった。
帰り際に2人の子に「第2ボタン下さい」と言われた。
すでにちぎっていた第二ボタンを見つめた。
これはアヤのためにちぎった。
それなのに・・・
いっそのことこの子に渡して、楽になってしまおうか迷っていた。
俺は怖かった。
アヤと離れるのが。
アヤがいなくても、大丈夫だと思っていた。
俺は走り出した・・・
アヤ・・・・
アヤ・・・・
アヤ・・・・
アヤは教室で友達と話していた。
学校でアヤと俺だけ別の高校へ行く。
だから「さみしくなるね」とか話していた。
「アヤ・・・・」
「おうwケイジw」
「これ・・・」
「?」
帰ってしまった。
さよならも言えずに・・・。
それからというものは会うこともなければ、連絡することはなかった。
電話しようと思えばいくらだって出来たはずなのに。
声を聞くと会いたくなるから。
そうしておけば何も変わることはなかったのに・・・。
なぜか俺たちは・・・別々の高校へ行くことになった。
俺たちは中学の卒業の日以来の再会だった。
あの日。
俺はきっと最後の会話だともうと悲しくて、あいつとは一言も話すことはなかった。
帰り際に2人の子に「第2ボタン下さい」と言われた。
すでにちぎっていた第二ボタンを見つめた。
これはアヤのためにちぎった。
それなのに・・・
いっそのことこの子に渡して、楽になってしまおうか迷っていた。
俺は怖かった。
アヤと離れるのが。
アヤがいなくても、大丈夫だと思っていた。
俺は走り出した・・・
アヤ・・・・
アヤ・・・・
アヤ・・・・
アヤは教室で友達と話していた。
学校でアヤと俺だけ別の高校へ行く。
だから「さみしくなるね」とか話していた。
「アヤ・・・・」
「おうwケイジw」
「これ・・・」
「?」
帰ってしまった。
さよならも言えずに・・・。
それからというものは会うこともなければ、連絡することはなかった。
電話しようと思えばいくらだって出来たはずなのに。
声を聞くと会いたくなるから。