圭二とアヤ2
そのが何日か上杉さんは学校へ来なかった。
小耳に挟んだ噂によると、上杉さんは学校をやめたらしい。
「アヤ」
「なに」
「おまえ、これからが一番危険だから。」
「なんで?」
「よくみろ!お前以外みんな男。」
「うぎゃあああああ!」
「みーちゃんw」
「ショウ?」
「なー。もう、アヤってよんでいいだろ?ケイジ」
「呼ぶな!」
「なぁ、アヤ」
「だから呼ぶな。」
「いいじゃんw」
「おまえは一生みーちゃんって呼んどけよ!」
「もう、ケイジ独占欲強いんだから~」
そんな二人のコントみたいなことしてるのを見るとふと
肩をたたかれた。
「あの・・・美空アヤさん?」
「あひ?」
「あの。。。好きなんですけど。」
「いやぁ・・・まだ学校来て1週間なんで。」
「それなら、僕のこと知ったら好きになってくれますか?」
「いやぁ・・・そういうわけではない・・・。」
その言葉を聞きおわらないうちに
その男子はいなくなった。
「なんだったの?」
「告白された。」
「で?」
「拒否った?」
「あなたのこと知りませんって言った。」
「だから、彼氏とかいた方がいいっていったんだよ」
「いやぁ。いない方が気品のある女・・・」
「何の話?」
「アヤ防衛作戦。」
「なんだよ!あたし、戦艦とかじゃないの!」
「わかったよ・・・」