圭二とアヤ2
間隔【あたしときみのきょり】
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ゴメン考えられない。
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この一文だけ送った。
返事はなかった。
次の日になった。
ケイジは迎えに来なかった。
その代りに、ショウがきた。
「おはようみーちゃん」
「おはよう。」
いつもケイジと歩く道を今日はショウと歩く。
なんか変な感じ。
いつも通りケイジの隣に座る。
ケイジは学校に遅れてきた。
ケイジは染めていたダークブラウンの髪の毛を真っ黒に戻して、
開いていたピアスの穴はふさがりそうなほど小さくなっていた。
「変なの・・・」
「こっちの方がいいんだろ?」
「うん。」