圭二とアヤ2
順調にステップを踏んでいた・・・。
手まで。
高校生にしてはステップが遅いかもしれない。
だって、お互いあれだから・・・。
ハツ交際。
しかし・・・
クリスマスというのはいたずらである。
手をつないで、町を歩いていた時だった。
ふと、アヤとケイジはお互いに手をはっとはなした。
「恭くん・・・。」
「柚子・・・。」
目の前のカップルもあたしたちを見て、手をはなした。
「アヤ・・・。」
「ケイちゃん・・・。」