圭二とアヤ2
マサヒサの携帯が鳴る。
「あ、俺呼び出された。ちょっと行ってくる。」
というとマサヒサはかけてあった、ジャケットを取り足早に玄関を出た。
二人っきり・・・なんとなく気まずくなる。
「なぁ・・・アヤ。」
「なん?」
「もし・・・俺が付き合ってほしいって言ったらどうする?」
「ん??」
「だから・・・好きだって!」
「はぁ?」
「///・・・。」
「ああ!ええよ!
あたしも好きやし・・・お笑。コンビ組んでええなら恥ずかしがらんで言えば良かったのに・・・」
「・・・・。」
「え!?違うの?」
「・・・。」
「赤いよ。」
「・・・付き合ってよ。」
「そればっかりやなぁ。コンビ組むって言ってんじゃん。」
「アヤ・・・わかってるの?」
「ん??コンビじゃないの?」
「・・・うん」
「じゃぁ・・・買いモノとか?」
「あああああ!もう、じれったい。」
「・・・。」
「なんで・・・わからないの?」
「疎いってこと・・・?」
「うん・・・。」
「ごめん・・・。帰る。」
そういうとアヤは帰って行った。
「マジかよ・・・。」