有罪モラトリアム

彼「よく、がんばりましたね。
 ユキさん、すごいじゃないですか!
 心配してたけど、すっかり安心しました。」

彼に褒められた・・・・!!!!!
うはー。嬉しいぃぃぃぃ(=´∇`=)

私「心配かけちゃってすみませんでした。」

彼「はー・・・。良かった・・・。」

本当にホッとしたような彼の声。
あぁ・・・もうなんだか今すぐ会いたくなってきちゃいました・・・。
顔が見たいよぅ。
カナタさぁぁぁん・・・・。

彼「あ!そうだ。ユキさんって再来週の土日空いてませんか?」

私「え?土日・・・ですか?」

彼「実は、今度部活のみんなとイベントすることになったんですよ。
  良かったらユキさんも一緒に参加してみませんか?
  一度打ち合わせのために僕の大学に来てもらうことになりますが・・・。」

部活・・・。

いべんと・・・・・。

いやいや、そんなことより彼と会える!!!!


私「行きます!!!!」

彼「やったw」


ぁ、可愛い・・・。
やった、だってw


彼「どんなイベントなんですか・・・?
  部活って・・・。」

彼「えっとですね・・・。うちの部活はちょっと特殊で変わっていまして。
 一応主旨は"異文化交流"ってことになってるんですけど。
 実際は楽器演奏を披露したり、
 民族衣装を着て舞台でパフォーマンスしたり、
 他国の料理を振舞ってお祭りっぽいことしたりとか・・・。
 たまに他国の憲法や制度などを日本と比較しながら説明したりもするんですけど、
 これはハッキリ言って人気がないです。
 わかりにくいですよね・・・w」

えーと・・・。
大学の部活ってよく知らないんだけども、どうやら高校のとは全然違うみたい。
高校の部活っていったら、スポーツか文学か音楽か、って感じだけど・・・。
なんだか楽しそう!!!

ん・・・?
よく考えれば、そのイベント行ったら、
彼の普段の友達にも会えるってこと?!!
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