有罪モラトリアム
彼との電話を終えて、ゲームでぶらぶら遊んでいました。
何をしていたのかよく覚えていませんが、
彼からいつ電話がかかってくるのかと、ずっと心待ちにしていました。

既に夕刻だったと思います。
Bがログインしてきました。

B「こにゃ~ん」

私「あ。Bだ!('▽')」

私はすかさずBに話しかけます。

私「B!Mからイベントのこと聞いた?」

B「聞いた聞いた~!ユキも来るよね?!」

私「もちろんっ(=´∇`=)」

B「民族衣装着るみたいだよw」

私「そうなんだ~。
  ウエイトレスって聞いたけど、衣装着て何か売るのかな??」

B「みたいw」

私「わ~、楽しみ!
  私ウエイトレスってしたことないんだw」

B「ユキってバイトとかしたことなさそう・・・w」

私「その通りだけど・・・w」

B「やっぱりね~w」

私「ねね!聞いて欲しい事があるんだけど~!」

B「なぁに?」

私「実はね・・・。」

私はその時のウキウキした気持ちのまま、Bにも昨日あったことを話しました。
Bは私がSの家に乗り込んで、証拠をばらまくという話をした時・・・

B「おぉぉおー。ユキにしては大胆なことをw」

と、驚いていました。
そして話を全部聞き終えると、

B「よく、がんばったね!あんたはエライ!!」

と褒めてくれました。

私「がんばってよかったw
  BやGさんのお陰でもあるんだ。」

B「私何にもしてないじゃんw」

私「励ましてくれたよw」

B「ユキが自分の力でがんばったんだよ。」

私「BがMと付き合うって言ったとき、なんかすごく勇気がわいてきたんだ。」

B「そこですかw」

私「そこですよ、おねーさんw
  Mと上手くいってる?」

B「結構いい感じw」

私「良かったw」

嬉しいな。
なんか今日は嬉しいことばっかりだ。

B「こないだデートしちゃったんだw」

私「おおお。どこ行ったの~!?
  私たちはねぇ、水族館行ったよ~。」

B「うちはただブラブラ買い物行っただけw」

私「お買い物かぁ~~。」
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