有罪モラトリアム
私「えっと・・・ちょっと暇だったのでせっかくだから学校見物でもしてこようかと思いましてっ・・・。」
我ながら、キツイ言い訳です。
とっさに思いついた言葉をそのまま言っちゃいました・・・。
「ふーん。じゃあ俺が案内してあげよっか!」
えぇぇぇ。。。。。
今とっても1人になりたい気分だったのに・・・。
でも断る理由がみつかりません。
たぶん親切で言ってくれてるのでしょう。
私「あの、悪いので、1人でも大丈夫ですから・・・。」
Y「遠慮しなくてもいいよw 俺はYっていうんだ。よろしく。」
と、私の隣へやってきて「まずは噴水をみにいこうか!」と校内案内を始めちゃってくれました・・・。
あぁ・・・予想外・・・。
私ははっきり言って、初対面の人と話すのがあまり得意じゃありません。
いきなり知らない人に話しかけられても、相槌を打つくらいしかできなくって、
よっぽどおしゃべりな人じゃないと話が続かないんじゃないかと不安でした。
こうして見ず知らずの男の人Yさんと、校内を歩いて回ることになってしまったのです。