有罪モラトリアム
そんな私に吉報(?)がありました。
どうやら、彼の友達が部屋に遊びに来てるときにゲーム画面を見せたら
友達もやりたい、という話になって
彼の友達が今週中にココに来る事になったのです。

彼をよく知ってる人がココに来る!
普段の彼を知るチャンスかも?!
と、ワクワクしていました。

そうしてやってきたのが、お調子物のM君でした。

M君は彼に比べると、ワガママで子供っぽいところがありました。
でもおしゃべりなせいか、明るい印象がありました。

そんなM君に私と彼は付き合って、毎日一緒に3人で遊びました。

そして、私の狙い通り(?)
彼の日常的なことがいくつもわかるようになってきました。

2人の間で私にはわからない会話もよくありました。

「おい、カナタ。明日の2限は代返しといてくれw 絶対起きれん。」

「またですか・・・w」

とか。

「○○科の女の子が飲み会するっていってたけど、お前もくる?」

「うーん・・・日にちによりますけど。」

とか。

※ゲーム中の会話で出てくる「w」という表現は、(笑)の意味です。
「w」が多いほど爆笑に近い表現になります。ゲーム世界ではよく使われます。
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