有罪モラトリアム

ピザが運ばれて来ました。
彼の言う通り、見た目からしてすっごくおいしそう!
具材たっぷり、ボリューム満天。
た、食べきれるかな・・?

彼「さ。食べましょう。」

私「いただきまーす。」

うん!おいしい!!
お腹がすいてるせいもあって、どんどん食べれちゃいます。

私「ほんとおいしいですねーー。海老がぷりぷりです。」

彼「でしょう?」

彼は満足気です。

彼「Mなんて1人でLサイズ2枚食べるんですよw」

私「うわー・・・w
  Mって言えば・・・なんかBとすごいお似合いでしたね。
  自然なカップル~って感じがしました。」

彼「ココだけの話、MはずっとBさんのこと気にしてたんですよw」

私「えっ?!Mが?!!w」(←ちょっと意外でした・・・。)

彼「飲みに行くと必ずBさんの話が出て来ましたからねw
  今日もサリー着たBさん見て、可愛い可愛いってすっごくうるさかったです。
  本人に言えばいいのにw」

私「そうなんだ~~~w」

なんだかニヤニヤしてしまいます。
Mが本気で良かった。

彼「Bさんがお昼で帰ってしまったから、お昼から元気なかったでしょう?」

私「そうでした??」

彼「僕にはわかりましたw」

私「さすがですね・・・w
  Mと付き合い長いのですか?」

彼「この大学に入ってからはずっと一緒につるんでますね。
  あの部活にもMと一緒に入りました。」

私「仲いいんですねw」

彼「家も近いですからね。すぐ遊びに来るので厄介なんですけどw」

Mの知られざる一面、見たり。
ふっふっふ。
今まで何かと上手に取られていたけど、なんとなくちょっぴり勝った気分が!w
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