有罪モラトリアム
そしてそのうち、ガー子は私とカナタさんが付き合っている事を知り、
今度は彼のことを「マイダーリン」と呼ぶようになりました。

彼はもちろん冗談だと受け止めていて、いつもガー子の言う事は軽く流していました。

私も本当に話のネタのために私と張り合ったり、彼のことをダーリン扱いしているのだと思っていました。
だって私のことをいつもからかってましたから・・・。

そんなある日、ガー子が突然内緒話モードで話しかけてきたのです。

ガー子「おい、ライバルユキよ。」

私「んん??」

ガー子「ダーリンとリアルでも付き合ってんのか?」

私「そうだょ?」

ガー子「エーー。なんだよそれw」

私「なんだよって言われましても・・・w」

ガー子「お前が誘惑したんだろw」

私「誘惑ってナニw 
  残念ながら彼が好きって言ってくれたんだもーんw」


しばらく黙るガー子。
そしていきなり、

ガー子「ちょっと部屋から出てこい。」

へ???

よく意図がわからなかったので、とりあえず言われるままに部屋を出る私。
そこには私を待ち構えていたガー子が。


ガー子はYukiをバシッと叩いた。
ガー子はYukiをバシッと叩いた。
ガー子はYukiをバシッと叩いた。

ひぇぇぇぇΣ(|||▽||| )

な。なにーーー?!!


私「ちょっとやめてよw」

ガー子「お前なんてチネw」

私「話のネタのためだか知らないけど、もう私と張り合うのやめなよ・・・w」

ガー子「なんでお前なんかと仲良くしなきゃなんねーんだよw」

私「私の事本当に嫌いなの??(´・ω・`)」

ガー子「だいっきらいだわ、ぼけw」

私「私ガー子になんにもしてないじゃん!」

ガー子「仲良くしたいならカナタさん頂戴w」

私「はぁぁ?!!!w」

ガー子「カナタさんが欲しい♪カナタさんがほっしい♪」
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