有罪モラトリアム
彼「ユキさんを巻き込みたくなかったから黙ってたんです。
別にやましいことがあるわけじゃありません。
それだけは誤解しないでください。」
私「はい・・・。」
彼「でもYはユキさんまで巻き込んで・・・僕の事がよっぽど嫌いなんでしょうね。
もう昔の話なのに。」
私「いつなんですか?」
彼「はっきりとは覚えていませんが、7月頃からFさんからよく電話やメールが来るようになったんです。
連絡先は、イベントがあった時に教え合っていました。
必要でしたから。
僕はただ仲のいい部員友達だと思ってました。」
私「私、覚えてます・・・。
チャットだけど、Mが"告られてただろ"、ってカナタさんに言ってたこと。」
彼「あぁ・・・あの時は焦りましたよw
ユキさんの前で言わなくてもいいのに。」
・・・ということは。
彼って、夏頃からずっと私の事気にしててくれたのかな??
なんか嬉しい・・・。
なんだ、あんな前から両想いだったんだ。
ずっと悩んでたのに。
私「そんな前から・・・。」
彼「好きでしたよ。
だからFさんの気持ちに応える事なんてできませんでした。」
私「そうだったんですか・・・。
みんなの前ってどういうことなんですか・・・?」
彼「イベントの打ち上げで飲んでるとき、僕の隣にずっとFさんがいました。
酔った彼女が急に"好きだから付き合ってほしい"って言いました。
すごく大きな声でね・・・。何度も何度も。」
私「酔ってたんですね・・・。」
彼「みんなこっちを見てましたよ。
そのうち付き合っちゃえよって言い出す人もいて、すごく困りました。
みんなも酔ってたせいで、妙に盛り上がってしまって・・・。」
私「それは・・・断りづらい状況ですね。」
彼「僕が返答につまってると、Fさんが言ったんです。
今すぐ教えて欲しい、私のことどう思ってますか?って。
何度も何度も聞きました。
僕は正直に答えました。
友達だと思っています、と。」
私「・・・・。」
Fさん辛かっただろうな。
酔った勢いとはいえ、みんなの前で恥をかいてしまって。
別にやましいことがあるわけじゃありません。
それだけは誤解しないでください。」
私「はい・・・。」
彼「でもYはユキさんまで巻き込んで・・・僕の事がよっぽど嫌いなんでしょうね。
もう昔の話なのに。」
私「いつなんですか?」
彼「はっきりとは覚えていませんが、7月頃からFさんからよく電話やメールが来るようになったんです。
連絡先は、イベントがあった時に教え合っていました。
必要でしたから。
僕はただ仲のいい部員友達だと思ってました。」
私「私、覚えてます・・・。
チャットだけど、Mが"告られてただろ"、ってカナタさんに言ってたこと。」
彼「あぁ・・・あの時は焦りましたよw
ユキさんの前で言わなくてもいいのに。」
・・・ということは。
彼って、夏頃からずっと私の事気にしててくれたのかな??
なんか嬉しい・・・。
なんだ、あんな前から両想いだったんだ。
ずっと悩んでたのに。
私「そんな前から・・・。」
彼「好きでしたよ。
だからFさんの気持ちに応える事なんてできませんでした。」
私「そうだったんですか・・・。
みんなの前ってどういうことなんですか・・・?」
彼「イベントの打ち上げで飲んでるとき、僕の隣にずっとFさんがいました。
酔った彼女が急に"好きだから付き合ってほしい"って言いました。
すごく大きな声でね・・・。何度も何度も。」
私「酔ってたんですね・・・。」
彼「みんなこっちを見てましたよ。
そのうち付き合っちゃえよって言い出す人もいて、すごく困りました。
みんなも酔ってたせいで、妙に盛り上がってしまって・・・。」
私「それは・・・断りづらい状況ですね。」
彼「僕が返答につまってると、Fさんが言ったんです。
今すぐ教えて欲しい、私のことどう思ってますか?って。
何度も何度も聞きました。
僕は正直に答えました。
友達だと思っています、と。」
私「・・・・。」
Fさん辛かっただろうな。
酔った勢いとはいえ、みんなの前で恥をかいてしまって。