有罪モラトリアム


居酒屋に着いて、再び飲み会です。

周りの騒がしい声も私の耳には届いていませんでした。

ど、どうしよーーー。

なんか、頭の中が混乱しちゃってて・・・

とんでもないことを・・・!!!

こんな夜中に男の部屋に泊めてって・・・

ぎゃあああ。

いや、抱いてほしいって思ってたわけじゃなくて!!

ただキスはしてほしいな・・・って・・・。

彼絶対変だと思ったよね…。



顔があっつい・・・。

ウーロン茶・・・飲も・・・。


近くにあったウーロン茶をゴクゴクっと。

ん・・・?

味、おかしい。



B「あ。それ私のウーロン杯・・・。」


「えええ!」


今、コップ半分くらい飲んじゃったんですけど!!


「やば・・・。」


「ユキ・・・w
 ちゃんと確かめないと・・・w」


「ご、ごめん・・・。」





もーーーー。

これもそれもぜーーんぶ!!!

ガー子のせいなんだから!!!!

ザ・責任転換☆
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