有罪モラトリアム
ディズニーデート
とても幸せな夢を見ていた気がする。
はっきりとは覚えてないけど・・・。
「あ・・・。」
「おはよ。」
起きたら目の前にいきなり彼の顔が。
だぁぁぁ!!!
ヨダレ垂れてなかった?!!
ってかハダカ・・・!!!
寝顔見られたぁぁ・・・。
思わずシーツに頭まですっぽり隠れる私・・・。
「ユキ・・・。」
シーツの上から抱き寄せられて
昨夜のことを思い出す・・・。
「昨日すごく可愛かった。」
死ぬ・・・。
悶絶死する・・・。
今更何を言ってるのって感じだけど、
とてもじゃないけど、顔を見れない。
何も喋れない・・・。
「朝ごはん作りますね。」
彼はそう言って私から離れた。