有罪モラトリアム
12月のある日の事。

M「あーそうそう、オフ会のことなんだけど。」

みんながグループに集まりだす頃、Mが切り出した。

M「今のとこ、参加してみたい奴何人いるか確認したいから教えてくれる~?とりあえず東京のどっかってことでw」

B「はーい!参加しまーす!」

C「行くよーw」

彼「僕も行きます。」

私「私も('▽')」

「俺もー。」

D「あたし行けない;遠い;」

「オフ会するの?行きたいけど日程しだいかもw」

「土日ならw」

「私沖縄だからw」

M「とりあえず、8名っとw 
学生ばっかだから土日にする予定だよw 
もしくは冬休みかなぁ。」

カナタさんに、会えるんだ・・・。
私が行くって聞いて、彼はどう思ってるのかなぁ?

その後、みんなの日程の調節をして、とうとうオフ会の日時が決まりました。
12月の後半、とうとう初めてのオフ会に参加することになったのです。

話し合いが終わる頃、彼が私に話しかけてきてくれました。

彼「ユキさんも来るんだね。」

私「うん。」

彼「あの、こないだは本当に失礼をしました。」

私「え?」

彼「話の途中でログアウトしてしまって・・・。話したい事があったのですが。」

私「話したいことってなんですか・・?ずっと気になってました。」

彼「今からまた一緒に来てもらっていいですか?」

私「喜んでw」

彼と2人でまた星降る丘に行きます。

内心すごくドキドキしていました。
彼の気持ちが知りたかった。
Mが言ってた、2人が写った写真のこと・・・
なんで飾ってたの・・・?
私、勘違いしてもいいですか?
同じ気持ちだって。
打ち明けてもいいですか?
あなたのことが、好きだって。

そして、私はとうとう彼の本音を聞くことができたのです。
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