有罪モラトリアム

次の日、沈んだ気持ちでログインした。

Bはいなかった。なんとなくほっとした。

しばらくするとカナタさんがやってきて

「昨日はログインできなくてすみませんでしたm(_ _)m 
Mに無理やり飲みに連れてかれてしまって。」

と、すぐに話しかけてきてくれた。

私「大変だったんですね。Gさんはお酒強いんですか?」

彼「人並み程度しか飲めませんよ。ユキさんは大丈夫なんですか?Mはオフ会で飲む気みたいなんですけど・・・。」

私「正直に言うと、ほとんど飲めないんです(´・ω・`)」

彼「僕がMにあまりお酒を勧めないように言っておきますから」

私「ありがとです・・・w」

お酒はほとんど飲めなくて、数口飲むだけで顔が真っ赤になってしまう性質でした。
なんか彼の優しさが嬉しかったです。

B「こんばんにゃ~!」

うげ・・・。
今、顔を合わせたくない人No.1が・・・!(勝手にランク付け)
せっかく彼とお話してたのにぃ。

Bがログインすると、急に彼の会話がパッタリ止まりました。

すごーく嫌な予感がしました。

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