有罪モラトリアム
あぁああぁ・・・
もう、黙って俯いてついていくことしかできない私・・・。
情けない・・・。
2人で10分くらいは一緒に歩いていたかもしれません。
時間の感覚はよくわかりませんでした。
彼は、いろいろと話しかけてくれたけど、
もう恥ずかしいのやら嬉しいのやらで、よく内容を覚えていません・・・。
そうこうしているうちに、集合場所へ到着しました。
そこには、既に4人集まっていて、
中にニヤニヤしてこちらをみつめている長身の男の人がいました。
奴だ。奴にマチガイナイ。
イケ面なのがやっぱりちょっとムカつくけど。
えぇ、もちろんそれはMでした。
M「よぉ。ご苦労様w」
彼にそう話しかけると、
M「はじめまして。俺が誰だかわかる?w」
私「はじめまして。Mでしょ・・・w」
M「せいかーい!ユキ、ちっこいなぁw」
きぃぃぃぃぃw
だからいつも一言余計なんだってばーーーー!w
みんな一通り、キャラ名を言って自己紹介してくれました。
少し、恥ずかしそうにw
みんなと話していたら、とうとう彼女が登場しました。
そう、強敵Bです。
B「こんにちわーーーっ!Bでーす!」
ニットのワンピに網タイツ+コート、冬だというのに寒そうな格好で元気いっぱいです。
うぅ。やっぱり美人だ・・・。
彼の反応はというと・・・
あれ?見てない?
普通にMと喋り続けています。
B「ユキだぁ!うわー。写真でみるよりちっちゃいねw」
私「こんにちゎ。」
余計なお世話です(T▽T)
B「もしかしてカナタさん・・・?」
と私の隣にいた、彼に話しかけました。
彼「はじめまして、Bさん。」
Bは目をキラキラとさせてて・・・
うぅ。やばい。
絶対気に入ってるって、コレ。
B「わぁ~!会えて嬉しいです~!」
私の言いたかったセリフをさらりと言えちゃうところが羨ましいです・・・。
そして、オフ会メンバー全員が集まり、
場所を移動して飲み会が始まる事になりました。