有罪モラトリアム

飲み会の盛り上がりは留まる事を知らず、中には赤ら顔でトイレに走って行く人もチラホラ。

Mもだけど、Bってすごく話し上手だなぁって思いました。

明るい雰囲気で、誰とでも気さくに話をしています。

きっとモテるんだろうなぁ・・・。

きっと並んで似合うのは、Bの方なんだろうなぁ。

彼「ユキさん、これおいしいですよ。」

チヂミを私のお皿の上に置いてくれました。
さっきから、彼は遠くのお皿のものをどんどん取ってくれます。
いぁ、確かにチビだから手が届かないんですけども。

でもでも、彼の前じゃぁ緊張しちゃって、
なかなか物を食べるのが難しいのですよ・・・。
うっかり落としちゃったらどうしようとか、
あんまりうるさく噛んだら彼に聞こえちゃうよ!とか、
Mがバカ話ばっかするものだから、もしジュース吹いちゃったらどうしようとか、
どーでもいい心配ばかり・・・。

Mのバカ話に大笑いしている彼。
もうその笑顔にメロメロです。

2時間ほど飲んだ頃でしょうか。

私はちゃんと見てました!

Bがハラリと上着を脱ぎ捨て、彼の隣へ

「おじゃましまーすw」

とやってきたのを・・・。

谷間みえてますよ、オネーサン(TдT)

そこから、熱い女のバトルが繰り広げられるとか、繰り広げられなかったとか・・・。

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