有罪モラトリアム
私「B、迷惑かけてごめんなさいぃ。」

B「別に泊めるくらいどってことないよw
ユキを運んでくれたのはカナタさんだしw」

私「運んだ・・?」

B「ユキ、途中で寝ちゃったから、カナタさんがアパートまでタクシーで送ってくれて、
オンブしてここまで連れてきてくれたのw」

おんぶぅぅぅぅ?!!!

ぎゃぁぁぁ・・・

ますます会わせる顔がぁぁぁ

私「うぁあああ・・・。どうしよう・・・。」

B「ぷっ、ユキまた顔が真っ赤w」

私「カナタさんに会わせる顔がないよーーー。」

B「何言ってんの。今日お昼一緒に食べる約束しちゃったよw」

私「へっ?!!」

B「Mの提案だよ。私とMとGさんとユキのメンバーでねw」

またMの策略かぁぁ!

私「い、いきたくない・・・!」

B「ふーん。じゃあ、カナタさん、私が取っちゃっていいんだぁ♪」

私「!!!!」

B「ふふ。ウソよウソww ほんと、ユキっておもしろいw」

ケラケラと笑っている。
からかわれてる・・・。
絶対人の反応みて楽しんでるな・・・w

私「Bは・・・本当にカナタさんのこと、好き・・・?」

B「別に本気なんかじゃないよw 安心してw」

私「本当に・・??昨日、彼にべったりだったじゃん・・・。」

B「あれはつい・・・ユキの反応がおもしろくってね・・・w
悪かったよ・・・w」

私「うぅぅ。でもやっぱり恥ずかしくて行けないよ・・・。
スカートだってクチャクチャだし、髪の毛だって・・・。
化粧だってしたまんま寝ちゃったから・・・。」

B「しょーがないわねぇw
んじゃ、とりあえずシャワー浴びておいで!
化粧してあげるし、髪も整えてあげるw」

私「そんな・・・悪いよ・・・。」

B「いいからいいからw 私、こういうの大好きなのw」

私はBに言われるまま、シャワーを浴びました。
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