有罪モラトリアム

クリスマス大作戦


オフ会が終わって初めてのログインは、少し、緊張しました。
でも私は早く、一刻も早く彼に会いたかった。

私「こんばんは~。」

グループのリストを覗くと、オフ会に参加したメンバーは全員いました。
もちろん彼も。

M「ぉ。お騒がせ娘が来たぞw」

彼「ユキさん、こんばんは。」

B「こにゃ~w」

C「ユキ、あの後大丈夫だった~?」

みんなはオフ会の話(私のハプニングのことも・・・)で盛り上がっていました。
次回はいつしようか、という話にも発展していました。

グループの男の子の中に、すごくキャラクター名が可愛らしい名前の人がいるのですが・・・
その人のキャラ名を、Bが思いっきり街中で大声で呼んだときのこととか・・・。
その男の子は、
「あの時すごく恥ずかしかったんだけど!w
知らない人が振り返ってたし・・・w」
と、オフ会の時の気持ちを語っていました。

そんな話しの中、彼がこっそり話しかけてきました。

彼「ユキさん、お家の方は大丈夫でしたか・・?」

私「あ。はいw だいじょぶでした('▽')」

彼「よかったw」

私「心配かけてすみません。」

彼「いえ。気になったものですから。ユキさんの家は門限とかあるんですか?」

私「一応・・・夕飯が食べれないなら連絡するってことになってます。
連絡ありなら、日付が変わるまでに帰ってきなさいって言われてます(/ω\)」

彼「そうなんですか。じゃあイヴは気をつけなければw」

私「そうですねw」

彼「イヴのことなんですけど・・・どこか行きたいところありますか?」

私「えと・・・。おまかせしてもいいですか?よく知らなくって(´・ω・`)」

彼「じゃあ、考えておきます。」

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