推理せよ/京子シリーズ/1.黒いメッセージ
「宅配便の男はテレビの音が聞こえたから不審に思いドアを開けたと言っています。でも宅配便の男が上田さんの部屋にいたときに停電があったので矛盾しています」
一気に喋って京子は煙草に火をつけた。
「もし三田さんが停電の前に殺されていたら停電でテレビは消えているはずです。つまりテレビの音が聞こえるはずがありません」
「じゃあ殺してすぐに通報したということか」
「それは停電や宅配の時間と通報の時間の間が短いので、ペイントする時間がなく不可解です。彼は発見してすぐに通報したでしょう」
「じゃあどうしたと言うんだ」
一気に喋って京子は煙草に火をつけた。
「もし三田さんが停電の前に殺されていたら停電でテレビは消えているはずです。つまりテレビの音が聞こえるはずがありません」
「じゃあ殺してすぐに通報したということか」
「それは停電や宅配の時間と通報の時間の間が短いので、ペイントする時間がなく不可解です。彼は発見してすぐに通報したでしょう」
「じゃあどうしたと言うんだ」