16歳の"love story"
「あっ♪愛海〜噂をすれば!」
「やっぱり依田ちゃんぢゃん」
「そーだけど…」
なんなのよ〜
「メアド教えてよ♪」
はっ?
何を言い出すのよ
「メアド!メールアドレス!教えて♪」
これって教えなきゃ駄目?
「愛海ー教えてあげれば?
席隣なんでしょっ!?
親睦深めなきゃあ〜♪」
遥ー!
なんて事をっ!
「きみっ!話がわかるね」え
確か遥ちゃんだっ!」
こいつ…
遥にまで話しかけてるし
「よく知ってるねえっ♪
うちの愛海をお隣さんとして
よろしくねえーっ!!」
勝手に頼むなよおー
「だって1年のときから
きみたち目立ってたから♪
もちろん依田ちゃんとは
仲良くなるつもり♪」
いや………
私はそんなつもり
ないですからーっ
「ってことで
「「遥!」」
「「依田ちゃん!」」
「「メアド♪」」
はあ〜
結局教えなきゃ駄目なのね
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