16歳の"love story"




「あっ♪愛海〜噂をすれば!」







「やっぱり依田ちゃんぢゃん」







「そーだけど…」


なんなのよ〜



「メアド教えてよ♪」






はっ?
何を言い出すのよ




「メアド!メールアドレス!教えて♪」




これって教えなきゃ駄目?






「愛海ー教えてあげれば?
席隣なんでしょっ!?
親睦深めなきゃあ〜♪」




遥ー!
なんて事をっ!






「きみっ!話がわかるね」え
確か遥ちゃんだっ!」



こいつ…
遥にまで話しかけてるし




「よく知ってるねえっ♪
うちの愛海をお隣さんとして
よろしくねえーっ!!」


勝手に頼むなよおー





「だって1年のときから
きみたち目立ってたから♪
もちろん依田ちゃんとは
仲良くなるつもり♪」





いや………
私はそんなつもり
ないですからーっ






「ってことで

「「遥!」」
「「依田ちゃん!」」



「「メアド♪」」





はあ〜
結局教えなきゃ駄目なのね








_
< 8 / 9 >

この作品をシェア

pagetop