【完】ペテン師との甘い夜
「ちょっと待った!」
「何?」
引き止める久美に私は問い返す。
「今秘書課で話題になってんだけど、あんたは社長見たことある?」
「社長?秘書課のあんた達が無いのに私が見たわけないじゃん。」
私は肩を竦める。
「だよね。今、社長はかなり若い男って噂だからさ。」
久美は言い残すと、時計を見て走り出した。
「社長ねぇ…。」
うちの会社の社長は表に姿を出したことがない。
前の噂は45歳のキャリアウーマン。
今回は若い男…ね。
「何?」
引き止める久美に私は問い返す。
「今秘書課で話題になってんだけど、あんたは社長見たことある?」
「社長?秘書課のあんた達が無いのに私が見たわけないじゃん。」
私は肩を竦める。
「だよね。今、社長はかなり若い男って噂だからさ。」
久美は言い残すと、時計を見て走り出した。
「社長ねぇ…。」
うちの会社の社長は表に姿を出したことがない。
前の噂は45歳のキャリアウーマン。
今回は若い男…ね。