【完】ペテン師との甘い夜
家に帰り会社の仕事を片付けながらふと過ぎる。
ショウジが掴んだ情報。
『霧島勇治の母方の祖父である佐倉典之は……………法務大臣なんだよ。』
この言葉で、全てが繋がった。
あとはアイツらのDNAが予想通りであれば…。
言葉の端々も当たってる。
『セキであってセキじゃない。』
それは、きっとそういう意味なんでしょうね?
ねぇ、そうでしょう…?
一体何故この二人はこんな偽造をしたのだろう。
真実は、奴らの心の闇に秘められている…。