【完】ペテン師との甘い夜
私達の机に、これまた高級そうな赤ワインが置かれる。



水嶋部長はグラスをくるくると回し



香りを味わった後少しだけ口に含んだ。



何か慣れてるな…。



私には息苦しいわ。



なんてぼんやりと思いながら視線をピアノへ向けた。



けれど、次の瞬間電撃が走る。



……………冗談でしょ!?



まさか、あの男は………!?
< 25 / 210 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop