【完】ペテン師との甘い夜
朱美ちゃんはショウジの言葉に反応する。



「そいつ、少年犯罪者だから執行猶予が付いただけで済んだのかしら?」



「少年でも犯罪を犯せば院に入るでしょう?」



私と朱美ちゃんの会話にショウジはカタカタとノートパソコンを弄りながら答える。



「殺してるのは確実なんだ。でも何か理由があって、完全な"無罪"になってるみたいなんだ。」



カタカタという音と共に聞こえる声。



ショウジはまだ何か調べているみたいだ。
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