あなたに溺れる・・・


  「はぁ。」





  「おいおい。そんなあからさまにこいつ
   うぜーみたいな顔しないでくれよ。」





  
  「分かってるじゃん。」





 
  「空ぁ。ひでーよ。
   俺もカラオケ行きたいです。」





  「嫌です。」





  純とは家が隣。ってか両親が




  大学からの同級生らしい。




  
  だからってこともあって




  昔からこんな感じでいっつも一緒にいる。




 
  っまー。だからってそんなうらやましいもんでも




  ない。





  
  このデリカシーのかけらもない男に当然





  男と女とかもまったく関係なし。






  まー。実際私も気にしたこともないんだけど。
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