あなたに溺れる・・・




  「空ー。はやく中は入れよ。」






  「空ちゃーん。」






  あー。だんだん入りにくくなって来たな・・・




  帰ろうかな・・・




  私は向きを変えて出口のほうに体を向けると・・





  ッドン!!!




  「っつったぁ・・・・・」





  私は見事に誰かにあたり吹っ飛んだ。




  「っわりぃ。大丈夫か??」




  
  その人は私に優しく手を差し伸べてくれた。





  「っあ・・すみません。」




  私はその手をとって



  立ち上がった。



  
  「空。いい加減にしろって・・・って・・ 
   悠斗!!」
   
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