あなたに溺れる・・・




   純が出てきた。




  悠斗って言うんだ。




  身長高いな・・・・




  私にも分けてくれないかな???






   って出来るわけがないか((笑





   「あ・・・もしかして君が空ちゃん??」





   「はい。そうですけど・・・」





   「純から君の話はよく聞いてる。
    俺、悠斗。そのまま悠斗でいいから。
    よろしく。」





   そう言って悠斗は私の前に手を伸ばしてきた。





   「私。空です。私のことも空でいいから。
    よろしくね。」




   私もそういって彼の手を握った。





   私と悠斗はそのまましばらく手を握っていた。





   まるで・・・お互いが手と手で通じ合ってるかのように・・



   その時間はとても居心地のよいものだった。



  
   だけど・・・この時間は



   私の幼馴染によってすぐに終わらされた。

 

  「おーい。空ー。悠斗ー。」



  
  




  
   
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