笑顔のアイドル☆
「ねぇ、美里。今度大和と三人でどっか遊びに行こうよ。」


大和の嬉しそうな顔を見てたら、なんだか応援したくなるんだよね。



「いいよ。捺綺が一緒なら。」


大和は<捺綺が一緒なら>の一言も気にならない様子で、「いいよ」と答えてくれた事ですごく喜んでいた。



あたしと美里と大和は教室まで遊びの予定を立てながら移動した。


「俺、遊園地行きたい!」
大和が楽しそうに言ってきた。

「遊園地…?三人て微妙じゃない?乗り物とか一人になっちゃうじゃん!」

とあたしが言うと、


「川島くんが一人で乗ればいいんじゃない?」

と、美里はサラッと言った。
さすが、クールビューティ。



「えー!俺、美里ちゃんと乗りたいな!」

軽いノリで大和は言っていたが、内心はかなりドキドキしている様子。



「なら俺が美里ちゃんの隣いいかな?」
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