笑顔のアイドル☆
後ろから話に入ってきたのは連司先輩だった。


「うわっ!連司先輩!びっくりした。」
あたしは思わず声をあげた。


「なにー?みんなで遊園地?俺も行きたいなー。いいよね美里ちゃん?」
と連司先輩が美里に話しかけると、

「うん…別にいいよ。」

だって。


否定しないんだ。
もしかして美里って連司先輩のこと…?



そんなことを思ってると、


「陽翔!お前も行くだろ?」

ちょっと遠くにいた陽翔先輩に、連司先輩は問いかけた。


「…うん。いいけど…」


なんかやっぱり陽翔先輩機嫌が悪いような…?


そしたら今度は、

「陽翔くんが行くなら私も行きたい。」

と桜子先輩まで話に入ってきた。




「…なんか…だんだん増えてきたな…。」

大和がガッカリした様子でつぶやいた。
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