笑顔のアイドル☆
次の日。
「捺綺!」
教室の前で陽翔先輩に呼び止められた。
「あ…先輩…。」
思わず下を向いたあたしに、陽翔先輩は少しムッとした顔をしてあたしの顔を右手で持ち上げ自分の顔に近付けてきた。
突然のことにびっくりしたあたしはパニックになってしまった。
「はっ…陽翔せ…せんぱ…」
「…お前さ…最近俺に冷たくね?マトモに話してくんねぇよな?なんなの?」
なんでそんなに不機嫌なのかもわかんないし…、なんで顔を近づけられながらこんな話されなきゃいけないのかわかんないし、それに、何でって…先輩とキスしちゃったからに決まってんじゃん!
あたしが黙っていると、陽翔先輩はあたしの顔から手を離して、不機嫌な顔から普通の顔に戻った。
「俺今から仕事だから次の演技の授業出れねえんだよな。捺綺のヘタクソな演技見れねえの残念だな。」
いつもの憎まれ口。
何も変わらない様子。
でも、陽翔先輩に触れられていた顔がすごくアツイのが自分でもわかった。
「捺綺!」
教室の前で陽翔先輩に呼び止められた。
「あ…先輩…。」
思わず下を向いたあたしに、陽翔先輩は少しムッとした顔をしてあたしの顔を右手で持ち上げ自分の顔に近付けてきた。
突然のことにびっくりしたあたしはパニックになってしまった。
「はっ…陽翔せ…せんぱ…」
「…お前さ…最近俺に冷たくね?マトモに話してくんねぇよな?なんなの?」
なんでそんなに不機嫌なのかもわかんないし…、なんで顔を近づけられながらこんな話されなきゃいけないのかわかんないし、それに、何でって…先輩とキスしちゃったからに決まってんじゃん!
あたしが黙っていると、陽翔先輩はあたしの顔から手を離して、不機嫌な顔から普通の顔に戻った。
「俺今から仕事だから次の演技の授業出れねえんだよな。捺綺のヘタクソな演技見れねえの残念だな。」
いつもの憎まれ口。
何も変わらない様子。
でも、陽翔先輩に触れられていた顔がすごくアツイのが自分でもわかった。